富士山をご神体とする浅間神社の最古にして最大の分祀である静岡浅間神社は、私にとって大好きなそして大切な場所です。
家康公が日光東照宮に携わった職人を駿河に呼び寄せて造らせたという荘厳な社殿もさることながら、ご本殿の天井絵に描かれている狩野栄信画「八方睨みの龍」は一見の価値ある名画です。私はこの龍に憧れながら「まだまだ、まだまだ・・・」と今日まで描き続けてきたように思います。
奉納させていただいた屏風は、思いがけず狩野栄信の天井絵の下に置いていただけて、有難くも勿体いことであります・・・
左隻はコノハナサクヤヒメの山桜を、右隻は富士山を、どちらも朝日に照映ゆる姿として描かせていただきました。
静岡浅間神社のご祭神様のご神徳がますます高められ、この地にあまねく広く神々のみ心が顕現されますよう、心よりお祈り申し上げます。
静岡市には家康公ゆかりの寺社が数多くありますが、ここ来迎院も家康公創建のお寺です。
四曲一双屏風は震災復興の願いを込めて描かせていただきました。東北の地によりよき風が吹くように!
老人ホームの玄関ホールに飾る富士山と桜の絵を、とのご依頼を受け、なるべく明るく、朝日に照り輝くイメージにと思いました。
戦前、戦中、戦後、と激動の時代を力強く生き抜いてこられ、人生の最後の時をここでお暮しになる皆様にとって、一日一日が、明るく喜ばしいものでありますように。
日本平の北麓、静岡県立美術館のすぐそばにある鳳林寺。
鳳凰は竹林に現れるという故事にちなみ青々とした背景に、渦を描かせていただきました。
この世界はミクロからマクロまで、様々な渦で構成されている、と私は思います。
渦に取り付かれて渦を描き続け、もう30年になります。
描いても描いても、けっして飽きることのない渦の魅力。
出雲大社ご本殿天井絵、八雲の図を拝観して思うことあり、その直後に描いた自分にとって大切な一枚です。
お世話になった幼稚園にお納めいたしました天使の絵。
尊敬するルネッサンス初期の画家「ジョット」を想いながら、そして自分の幼き日々を振り返りつつ、満足のいく一枚に仕上がりました。
この幼稚園を卒園するすべての子どもたちが、いつどんな時も天使さまとともにあるように。
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